いろ色ぬり塗り

下絵の白を透明にする
方法1
乗算法
方法2
Eliminate White
方法3
チャンネル法
方法4
クイックマスク法

方法3・チャンネルを使う
チャンネルはフォトショップの醍醐味です。是非使ってみてください。
チャンネルとは256階調の選択範囲を表したものです。
『選択』と『非選択』だけでなく、『少しだけ選択』が出来てしまうのです。
とにかく、これを見ながら使ってみてください。
元絵
まず、下絵を準備します。
グレースケールのまま、
レイヤー化する必要もありません
(カラーモード・レイヤーでも別にOK)。

チャンネルパレット チャンネルパレットを選択します。
(普通はレイヤーパレットの横)

グレースケールであればブラック(K)チャンネル
があるので、図のように新規作成アイコンの上に
ドラッグします。
(RGBカラーの場合はどれかのチャンネルをドラッグ。100%黒で書いていれば問題ありません)
チャンネル増加 すると、『アルファチャンネル』という
チャンネルができます。
チャンネルオプション このアルファチャンネルをダブルクリックすると、
このような画面が現れます。
チャンネル名を変更します(しなくてもOK)。
着色表示では『選択範囲に色をつける』にチェック。
表示色はここでは変更の必要はありません。

チャンネルアイコン

チャンネル主線抽出
作ったアルファチャンネルを選択した状態で、
パレットの下、一番左のアイコンをクリック。


すると、画面上のイラストの線が選択されます。


ちょっと分かりにくいですが、
主線が点線で選択されています。
このとき、思いどおりのところに点線がなくても
気にしない事。



レイヤーパレット


編集塗りつぶし→使用:黒

レイヤーパレットに戻り、
新規レイヤーを作成し、選択しておきます。

(この操作は、あらかじめやっておいてもOK)


この状態で、先ほど読みこんだ選択範囲が解除されていないことを確認します(解除されていたら、チャンネルパレットへいって再度選択範囲を読みこみます)。

ここで、黒で塗りつぶしを実行すれば、
主線が新しいレイヤーに描かれます。
また、主線の色を違う色にしたい場合は
カラーモードにして好きな色で塗りつぶせばOK。
透明化 完成 これで白抜き完成です。
ややこしいように見えますが、
やってみるとそうでもないはず。

やっぱり慣れれば、
この作業は1分くらいしかかかりません。
高解像度の時はEliminate Whiteよりずっと早いです。
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