スキャナをつかおう

取りこんだ絵をきれいにする
原画を取りこんで終わりではありません.
画面上の細かいゴミをとったり、汚い部分を消さなければいけません。
主線が綺麗じゃないと、全体の仕上がりもイマイチです。
拡大図 これが取りこんだ直後の絵を拡大したものです。紙の”地目”が出てしまっているのが分かると思います。このままの状態ですと、色を塗ってもこの部分があるため、色調が変わってしまいますし、何より汚いです。直しましょう。
補正前 上のツールバーから、『イメージ→色調補正→レベル補正』を選ぶとこのような画面になります。補正する前はこんな感じです。
補正後 プレビューにチェックを入れておけば、結果を見ながら調整できます。三角の部分をドラッグして矢印の方向へ移動させると、汚い部分が白くなって綺麗になります.線もシャープになります.
補正結果
下絵の仕上げ
色塗りに入る前に、最後の仕上げ作業をします。

○手動ゴミとり
上記の作業で原画をある程度きれいにした後、残ったゴミや線のアラなど気になるところを消しゴムツールなどを使って消します。

○修正
場合によっては、線を消して描きなおしたりします。
線のはみだしも消します。とにかく気付いたところでいらないところは全て消します。

○主線の濃さ調整
主線がまっ黒でなく、灰色がかっていることも多いので、なるべく黒くします。
色は後でも簡単に変えられますので、この時点ではなるべく黒くしておきます。
そうしないと、色を塗ったときに下の色が(そうしたくなくても)抜けてしまいます。

下絵完成!
なおすところがなくなったら下絵完成です。必ずセーブしましょう。

次はいよいよ色塗りです。
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